ハイエースレンタカー特有の事故が増えています。
ハイエースレンタカー利用の場合、事故が増えているので運転の方法に注意が必要です。
普段、乗りなれた普通乗用車からハイエース・グランドキャビンを運転しようとすると車体が大きなと感じることでしょう。
ですが、実際のハイエースのサイズは普通乗用車とさほど変わりません。

10人乗りハイエースレンタカー運転の事故に注意する時間帯は?
普通乗用車とサイズは変わりませんがハイエースレンタカーを初めて運転するときは初心者になったつもりで慎重に運転すべきです。
レンタカーの事故は帰りの時間帯に発生しているのがなんと・・・
帰路87%なんです。
どうやったら防げるのか?
- 注意力が低下してくるので2〜3時間で必ず1回は休憩してください。
- 食事後はとくに眠くなるので軽いストレッチをしてから運転をしてください。
ちょとした事故でも必ず警察に報告してください!
ハイエースレンタカーでの事故が多発しています。
「建物にちょっとぶつけちゃった」
そのような場合でも警察へ連絡してください。
過去の事例では、後になって高額な請求が発生したことがあります。
警察へ連絡をしていなかった場合は保険が適応できなくなり自己負担で返済といことになります。
帰りの時間帯に多く事故が発生しているので、いっそうの安全運転を心がけてください。
ハイエースは内輪差が大きいので巻き込み事故が多い
大きな違いは?
・・・内輪差が大きい
ワゴンのハイエースのホイールベース(前後輪の車軸間の距離)は、トヨタ車の中でも最長です。
3110ミリです
普通乗用車のプリウスは2700ミリ、カローラでは2600ミリです。
ホイールベースが長いほど、内輪差が大きくなります。
「内輪差」はだいたいホイールベースの3分の1になります。
左折時の内輪差による巻き込みに注意
普段、プリウスを運転している人が同じ感覚でハイエースを運転して左折したときは内輪差が大きくなったことに気が付かなくてぶつけることもあります。
車は、前進のとは前輪でカーブを曲がりますよね。回転運動で前輪が回る円とくらべて後輪が回る円の半径が短くなることで後輪が前輪の円よりも内側に入って回り狭くなるので内輪差が発生します。
前向き駐車からのバック発信
前向き駐車で止めてある駐車場からバックで発信するのきに発生する事故が上記のような場合です。
やはりハイエースレンタカーは外側に大きく回ってくるので隣の車とのスペースに気をつけてください。
ハイエースレンタカーはバックカメラが付いているので確認しながら発信するといいですね。
車高が高いのがハイエース。高さ制限に要注意
ハイエースレンタカーは普通乗用車よりも車高が高くなります。
普段の車の感覚で高さ制限のある高架下等を走行する場合は要注意です。
ハイエースレンタカーで事故したときは?責任はどうなるの?
ハイエースレンタカーを借りるときはノンオペレーションチャージ・NOCの説明が必ずあります。
あなたがレンタルした車が不注意により、事故にあった場合。
故障したり、汚れたりして車を修理する期間は、営業できなくなるので営業補償料となります。
事故の内容で負担金が発生します。
事故したレンタカーが自走可能の場合30,000円〜150,000円
自走不可の場合50,000円〜120,000円+レッカー代が発生します。
レッカー車のガソリン代も負担となります。また、高速道路での事故は2倍のガソリン代が発生します。
実例:不注意で外壁にぶつけた→警察へ通報しなかった!
些細な事故だと思っても後日、思いがけない高額な請求が来る場合もあります。
不注意の対物事故でも自己判断せずに警察へ必ず届け出てください。
保険が利用できなくなる場合もあります。
安易な事故だと思って判断されてトラブルになった過去の実例をお伝えします。
事例1)不注意により、外壁にぶつかり壊してしまった。
後日、修理代を支払う約束をした。
高額な見積もり、請求が届いた。
保険を適用したいが警察への届けがなかったため保険会社の調査がはいり検証に3ヶ月かかる。
保険会社の調査はレンタカー会社(弊社)への聞き取りや運転した人への聞き取り、同乗した人等、調べます。
また、ドライブレコーダーの記録を調べて聞き取りと正しいか検証されます。
警察へ通報していれば的確に処理されます。
事例2)ガソリンスタンドでぶつけた。機材を壊した。
後日、修理代を払う約束で帰るがガソリン会社から機材の請求が250万円
金額にびっくりして保険会社へ手続きしても警察へ届けていないため調査に時間がかかります。

事故検証が必要な場合があるので単独事故というのはありえません。
相手がいますのでトンデモないことになる場合もあります。
そのへんでぶつけちゃって!
ドラレコでもチェックできるし
保険屋の調査対象にもなる
虚偽の対象にもなるので必ず警察に届けてください。
事故、保証、保険について
当店は万一の事故に備えて下記の保険に加入しております。
対人保険・・・1名につき無制限(自賠責保険を含む)
対物保険・・・1事故につき無制限(免責5万円)
車輛保険・・・1事故につき時価まで(免責5万円)
人身傷害・・・1名につき3,000万円まで万一事故等により、車を破損された場合、車輛の修理が必要となった場合は、下記の料金をご負担頂きます。
対物保険免責・・・50,000円
車輛保険免責・・・50,000円
ノンオペレーションチャージ(NOC) 休車保障の一部として一律の金額を頂きます。
営業所に車輛が返還された場合・・・30,000円~150,000円
自走が不可能な場合・・・50,000円~150,000円+レッカー代(当社指定工場まで)※ハイエース、バスについて
ノンオペレーションチャージの金額が上記の金額と異なりますので予めご了承ください。
営業所に車輛が返還された場合・・・50,000円~150,000円
自走が不可能な場合・・・70,000円~150,000円+レッカー代(当社指定工場まで)事故を起こされますと、多額の金額が必要になりますので、安全運転でお願いします。
以下の例では全額お客様負担となります。
※事故を警察に届けなかった場合
※飲酒、薬物使用による運転。無謀運転
※故意、または重大な過失がある場合万一事故を起こされた場合は、必ず警察と当店にご連絡ください。
双方への連絡がない場合は、保険が適用されません。ちょっとした事故のココに注意!
相手がともなわなくても(単独事故でも)レンタカーの特性上、警察にと連絡を!!
ちょっとした物損事故が・・・弊社の過去の実際の事案
以前単独事故を起した方がNOC 払っていかれましたが、警察署に連絡をしていませんでした。
後になってからガソリンスタンドさんから器物破損で250万円の請求がきました。
防犯カメラからナンバーを割り出して判明したそうです。
後から保険を支払うにも事故番号がなかったためにかなりの時間と労力がかかりました。
結局、レンタカーとして保険はおりず運転手さんの保険を使うことになりました。